AEDの導入・設置方法│AEDに関する商品情報

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AEDの導入・設置方法

AEDの設置に必要な3つのポイント
ポイント① 距離

距離=時間です
目安として3分以内のAEDによる処置が望まれています。そのため想定される救護範囲のどこからでも約1分以内にAEDを取ってもどってこれる場所が望ましいと考えられます。
愛・地球博などでも300m間隔(片道150m)ごとに1台、合計100台を超えるAEDが設置され早いAEDの使用により心臓が原因で倒れた患者4名中4名が助かり社会復帰しています。東京マラソンなどでは約1km毎のAEDの設置と、自転車で移動しながらの救護班がAEDを携行し、多くの成果をあげています。
施設では距離と時間を考え固定設置する方法、イベントやスポーツなどの現場ではバックパックなどに収納し移動しながらの救護体制など効果的です。

ポイント② 場所

人通りが多く目立つ場所に、誰でもわかるように!
AEDは誰でも使用できるので緊急時、誰でもが取れるように、また忘れられないように目につく場所に設置するのが望ましいです。
人通りが多い場所・・・出入り口、受付カウンター、エレベータホールなど
目立たせる方法・・・AED壁掛けボックスや、スタンドへのAED設置 
誰にでもわかるように・・・「AED設置施設」など看板やシールなどで周囲に各所に表示

【問題が発生しやすい設置方法】
AEDの管理者以外わからないようにしている。
鍵のかかる部屋やロッカーにいれていて誰でもが取れない。
受付カウンターなど設置していても、表示案内もなくカウンター内の見えない場所に設置

実際に、AEDが設置されている施設と知らずにAEDが使われなかった。また、AEDが設置されているのは知っていたが鍵がかかっている部屋にあり、使用できなかったなどの問題は実際に発生しているので注意しましょう。

ポイント③ 管理

日常点検が必須です
設置管理者と点検担当者を決めましょう
AEDの日常点検の基本はセルフメンテナンスチェックの結果と消耗品の交換期限の確認です。
AEDはセルフメンテナンスチェック機能により、常に使用できる状態かどうかが自己診断が行われており、異常があればAEDが知らせてくれます。
導入後は設置施設にてセルフメンテナンスチェックの結果を毎日確認していただく必要があります。

AEDの導入方法(レンタル・リース)

■AED短期レンタル
短期レンタルの基本は、期間が自由に選べます。1日から、数ヶ月、1年など自由に期間を選べるます。常設設置ができないマラソン大会、夏期プール管理、イベント会場、国内・海外旅行、登山、建設現場など非常設の備えにおすすめです。

■AED長期レンタル
長期レンタルの基本は、契約期間は4年や5年で常設の備えにおすすめです。レンタル期間が延長できるのは耐用年数まで。消耗品の交換サービスも付属していることも多いのもメリットですがレンタル業者によりサービスに違いがあります。

■AEDのリース
リースは初期費用が必要なく、一般的には4年間(48回)や5年間(60回)の月額の支払いです。期間の延長も可能で、一般的には耐用年数まで。リース対象は、法人、団体、個人事業主までが一般的です。

■関連サービス:訓練用マネキン、AEDトレーナのレンタル
心肺蘇生法やAEDの使用方法の訓練に必要なトレーニング製品もレンタルされています。



AEDに関する商品情報について

近年AEDの設置台数は30万台を超え設置台数は増え年々増加しています。AEDが一般に販売されてから10年、AEDの普及がすすんでいますが、備えが本当に必要な備えとなるように、必要な時に役立つようにする必要があります。必要な備えは日頃の意識が大事です。AEDの日常点検は非常に重要で各メーカーからも告知されているが十分な状況とはいえません。
AEDというものを正しく理解していただき、もっとも適した導入方法を選び、効果的な設置と管理をしていただくために必要な情報を提供していきたいと考えております。

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